エルフの母と孕むまで【ムルの本箱】

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まさに唯一無二の才能で描かれた圧巻の物語。価格も質と量を考えると安すぎて買って絶対損しないです。当然1000文字ではこの作品の魅力を語りきれず。作者様に新作を出していただくためにもぜひご購入を。空想世界でも明るさよりも寧ろ現実世界の重苦しさに満ちていて、母子相姦自体が孕む重さや暗さと世界観の相性が抜群それどころか母がエルフであることが物語に更なる重みを加えるまず人物像の濃さが素晴らしい愛する母を守らんと意気込む混血の幼き息子蔑まれ貶され値踏みされても人間を助けようとする人格者であり、エルフとしての重さがその身に存分にのし掛かる不幸に耐えながら、暗い世界だからこそ息子の清い光であらんと気丈に振る舞う母勝ち目がない恋を抱いたツンデレメスガキモブでさえ人間臭さに溢れる不幸から幸福への変化は本当に見事息子の無遠慮で純粋な愛に満ちた挿入は母の尊厳ではなく心の枷を壊すに充分処女膜が母の淫らな本性を匿い、それを貫通する事が本性を解放する儀式実母実子で惹かれあってお互いを抱くという多幸感愛する家族ともう離れたくないという寂しさと世間体を捨てて体を使ってでも繋ぎ止めたいという母の欲望母のエルフとしての長命に息子を恋と愛で縛り付ける罪の重さ感情と身体が一つになってお互いを貪る快楽が全身から汗・涙・愛液・嬌声・嗚咽・鼓動・傷痕として溢れ出ており、実の母子で心身絡め合う絶頂感は別格特筆すべきはメスガキの存在不幸な生い立ちと実らない淡い恋を胸に秘めて主人公に食ってかかり、買い物の約束を受け舞い上がり身を捧げる覚悟までしたのに約束を反故にされ、それどころかその恋が無惨に散ってしまうまるで断末魔のような叫びを恋敵である母親に浴びせる様は切なくも生々しさを露見させるしかしその罵声の中には母子相姦を忌む社会常識が垣間見え、そしてその社会常識を代弁することで血の禁忌の味をもう一段階深めるためにメスガキの恋が敗れたと言わんばかりその幼い身には荷が重すぎる不幸、息子の命を救った者にさえ息子の愛を一片たりとも分け与えない母の独占欲敗れた恋の苦々しさと新天地に向けて旅立つ爽快感幸福と不幸の対比が立体的で極まっている何種類ものエンディングを渇望させる物語の深さ、エロとしての実用性の高さ等々、強く記憶に残る別次元の仕上がりの作品です